慈照寺(銀閣寺)は、室町幕府八代将軍足利義政公によって造営された山荘東山殿であり、義政公の没後、臨済宗の寺院となった。義政公の法号慈照院殿にちなんで慈照寺と名付けられ、三代将軍義満公の造営による山荘北山殿の金閣寺(鹿苑寺)に対し、銀閣寺と称せられた。銀閣寺の俗称の通り、慈照寺の象徴というべきものが観音殿(銀閣・国宝)である。 現存する室町期楼閣庭園建築の代表的建造物として名高い。また、観音殿とともに造営当時の遺興として現存するのが東求堂(国宝)である。この堂は持仏堂、すなわち阿弥陀如来を祀る阿弥陀堂であった。堂内の四畳半書院「同仁斎」は草庵茶室の源流、また四畳半の間取りの始まりと言われている。

 

 

本堂西の間にある与謝蕪村作の襖絵「棕櫚に叭叭鳥図(しゅろにははちょうず)」。この絵の中にはたくさんの叭叭鳥が描かれていますが、実は一羽の鳥が岩から飛び立ってゆく様子をビデオのコマ送りのように表現したものです。

秋の特別拝観では、与謝蕪村作による数少ない襖絵のうち、「棕櫚に叭叭鳥図」。「飲中八仙図」、の2作品を公開、また東の間、池大雅筆「琴棋書画図」も特別公開致します。

Picture Gallery

“Silver Pavilion” or Ginkakuji is a Zen temple in Kyoto’s eastern mountains (Higashiyama District). In 1482, shogun Ashikaga Yoshimasa built his retirement villa on the grounds of today’s temple, modeling it after Kinkakuji (Golden Pavilion which Marine Steve and I visited a year ago. The villa was converted into a Zen temple after his death in 1490.

 

Although also called Silver Pavilion, Ginkakuji was never covered in silver. It is believed the name arose either to contrast it with Golden Pavilion or because moon light reflecting on the building’s dark exterior (once covered in black lacquer) gave it a silvery appearance.

 

 

 

東求堂(国宝)同仁斎

弄清亭(ろうせいてい)襖絵 奥田元宋

本堂(方丈)襖絵 与謝蕪村 棕櫚に叭叭鳥図

GINKAKU-JI Temple

銀閣寺 令和元年10月1日(火) 〜 令和元年12月1日(日)

秋の特別公開 「東山文化の原点 国宝東求堂」

01

拝観休止日等

10月18日〜21日は法要のため拝観を休止いたします。10月3日、4日、5日、12月8日は法要のため拝観時間に一部変更があります。尚、寺の行事等により予告なく休観する場合があります。

03

特別拝観料

一般拝観料=500円(高校生以上)

小中高生300円の他におひとり様1,000円

02

特別拝観時間

午前10時 ~ 午後4時

10時・11時・12時・13時30分

14時30分・15時30分の6回 各定員20名

(なるべく午後3時30分までには受付をお済ませ下さい)※行事により拝観できない場合があります。

 

 

04

特別拝観場所

東求堂(国宝)の内観、本堂、弄清亭

京都市左京区銀閣寺町2 お問い合わせ:TEL 075−771−5725

                                                                                            E-mail:info@shokoku-ji.jp

ホームページに記載されているテキスト・画像などの無断複製転載禁止

 

Copyright(C) MIYAKO DENTO KOGEIKAI